八坂神社 大国主社

八坂神社 大国主社

大国主命(おおくにぬしのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)をお祀りしている社です。

大国主は、スサノオの子孫とされ、縁結びの神、福の神として信仰されています。

写真の鳥居の前の石像は、大国主を祀る社でよく見かける大国主と稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)です。この袋を持った姿や大国が「だいこく」とも読むことから、神仏習合の思想では、大国主と七福神の大黒天が同一の神とされていました。

事代主は大国主の子で、国譲りの話で登場し、御大ノ前で漁をしていたことから、神仏習合の思想では、七福神のえびすと同一の神とされていました。

少彦名命は、大国主の国造りを協力した神です。

参考文献
  1. 八坂神社社務所『八坂神社由緒略記(改訂版)』(平成二十五年第二版発行)