仁和寺 水掛不動尊

水掛不動尊
一条戻り橋が洪水で流され、その復旧をしている時に橋の下から見つかった像です。心なき者が悪戯をする為、仁和寺に帰りたいというお告げがあり、仁和寺に安置されたと伝えられています。
所願成就、幼児の難病平癒に霊験あらたかで、像(不動明王)に水を掛けて祈願することから水掛不動尊と呼ばれています。
菅公腰掛石
参考①によると、菅公腰掛石は、菅原道真が大宰府(福岡県)に向かうときに、宇多法皇のいる仁和寺に立ち寄り、その時に座ったとされる石で、"江戸時代から仁和寺に伝承されている話"とあります。
また、 "北野天満宮に伝わる国宝の『北野天満宮縁起絵巻』にも、宇多法皇さまが何かと菅公の左遷を食い止めようと動かれた記述があります。"
インターネット上では、大宰府に左遷が決まった時、宇多法皇を頼って仁和寺へ訪れたが、法皇はお勤め中であり、道真はこの石に座って待った。という記述が多いですが、何を参照しているか特定できませんでした。
菅原道真については、その御霊をお祀りしている北野天満宮の歴史を参照してください。
参考文献
- 北野天満宮社報 新年号 Vol.21