金閣寺 不動堂
現在の不動堂は、天正年間(※)に宇喜多秀家によって再建されたものです。本尊の石造りの不動明王立像は、空海(弘法大師)作と伝えられており、石不動明王(※2)と呼ばれ、寺伝によると、首から上の病気、特に眼病にご利益があるといわれています。
その他にも金閣寺の全身である西園寺護摩堂の本尊として造られた、木造の不動明王立像が安置されています。
- (※1)
- 参考①など、多くの解説文には(1573-1592)と表記されていますが、柱に掲げられている札は、(1573-1590)となっています。
- (※2)
- 公式パンフレットは、石(いし)、参考①は石(いわ)と読み方が分かれています。
参考文献
- 有馬頼底・梅原猛『新版 古寺巡礼 京都 第21巻 金閣寺』(淡交社)