准胝堂(じゅんていどう)

准胝堂

2006年11月に撮影

その起源は、貞観18年(876)開山の聖宝により如意輪堂と共に最初に建立された堂宇の一つで、准胝観音が祀られていました。

醍醐天皇の信仰篤く、この観音に皇子誕生を祈願、成就したとの伝承から、求児・安産・育児を祈願する人、また、西国三十三所の第十一番札所であった事から、紅葉の季節などは多くの人で賑わっていました。

火災により何度も再建されており、写真の准胝堂も平成20年(2008)の火災により焼失、以降、再建はされていません。

准胝堂跡

2025年4月に撮影