貴船神社 中宮 結社(ゆいのやしろ)

貴船神社 中宮 結社(ゆいのやしろ)

祭神を石長比売(イワナガヒメ)とする貴船神社の末社の一つで、本宮と奥宮の中間に位置することから「中宮(なかみや・ちゅうぐう)」、縁を結ぶことから「結社(ゆいのやしろ)」とも呼ばれています。

古事記』によると、葦原中国(地上)に降りた天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫の邇邇芸命(ニニギノミコト)は、木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)の美しさに惹かれ、求婚します。彼女の父である大山津見神(オオヤマツミノカミ)は、姉の石長比売(イワナガヒメ)も一緒に嫁がせ、御子の命が永遠に続くように祈りました。しかし、ニニギノミコトはイワナガヒメが醜かったため、親元に送りしてしまい、永遠の命も失ってしまったといわれています。

そして、そのイワナガヒメが"「吾こゝに留まりて人々に良縁を授けよう」といわれ、御鎮座したと伝えられています。"(看板より)

元々社殿は参道の近くにありましたが、平成23年(2011)末からの奥宮の本殿改修に伴い、中宮の整備が行われ、境内地の拡張とともに奥に移されました。その際、総檜造りのものに建て替えられています。平成30年(2018)台風21号の被害により社殿が損壊しますが、その後、修復されました。