御影堂(みえどう)

東寺 御影堂

後堂(うしろどう)

御影堂は、かつて空海の住房があった場所に建てられています。また、この東寺の北西の区画は西院と呼ばれています。

現在の御影堂は康暦2年(1380)に建てられたもので、10年後、建物の北側に増築が行われました。最初に建てられた堂を「後堂」、増築した建物は「前堂」「中門」とそれぞれ呼ばれています。

後堂は空海自ら彫り、念持仏としていた「不動明王像」、前堂には康勝作の「弘法大師像」が祀られています。

東寺 御影堂

前堂(まえどう)

前堂の東側(上の写真だと右)の突き出た部分が中門になります。

御影堂 中門

中門

参考文献
  1. 東寺(教王護国寺)宝物館『東寺の建造物』
  2. 竹内のぶ緒『東寺 行こう』(雄飛企画)